Under the Force of MUNAGE 第2話
やっとの思いで見つけた喫煙所は、悪の組織 全日本禁煙協会が仕掛けたワナ、ガルネリホイホイだったのだ。
悪「またもや引っかかったな、ガルネリウス!今度という今度は禁煙をしてもらう」
赤「いつもこの展開だ。悪の組織!みんな変身だ!」
青「えーまたやんのー?やだよー疲れるし」
桃「ブルーしょうがないよ、一服したいんだろ?」
黒「…(戦わないと一服出来ないとか、どうよ)」
緑「みんながんばろうよ」
赤「ちょ〜、みんな変身するぞ!」
一同「おー!」
5人は、おっさんから鋼鉄ソルジャーガルネリウスに変身した!
緑「無限ツーバス攻撃❗️」
悪Aをやっつけた!
黒「ドSのSはさわやかのS・サディスティック・スマイル❗️」
悪Bをやっつけた!
桃「テンプテーション・スルー・ザ・ナイト❗️」
…しかし何も起こらなかった!
赤「何やってるんだよーピンク、それは料理の技じゃないか」
桃「あれ〜そうだったっけ?」
赤「しょうがないなぁ、俺がやってやるよ。
クライングスター・レーベル・改❗️」
悪Cをやっつけた!
悪の組織の一味をやっつけた!
青「俺の出番なし。みんなかっこいいな。俺は袖でミルクティーでも飲んでよっと。」
桃「ブルーばっかりずるいよ〜」
青「ピンクも飲む?」
桃「え!いいの!わーい」
ブルーとピンクがいちゃいちゃしている横で、レッドが深刻な顔をしている。
赤「戦いはいつまで続くんや。」
緑「この戦いが終わって、みんなが安心して喫煙できる世の中になるといいね。」
黒「(禁煙すれば戦いは終わる…なんてとても言えない)」
一寸先は闇である。極めて先の見えない、そして長い戦いになるであろう。消えない虚像にもだえながら、ただ、悲壮の大地へゆく。