鋼鉄ソルジャー ガルネリウス

某ヘヴィメタルバンドを戦隊ものにしてみました。実際の団体や人物に似ていても一切関係ないただのお遊びです。

第6~最終話

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果たして、ガルネリブルーからどんな技が繰り出されるのだろうか⁉︎
青「ムナ………あれ?技が出せない!何で?」
悪D「ふっ、技が出せずにいるのか、禁煙を勧めたい本命はお前だ、観念しろ!ガルネリブルー!」
青「もーヤケクソ!レイズマイソー‼️」
悪D「ああああー!なんというクリアハイトーン✨か、体が痺れる!ヤラレタ〜」
ガルネリブルーは悪Dをやっつけた!
ガルネリウスは悪の組織の一味をやっつけた。
 
戦いは終わった。ガルネリウスたちは喫煙の権利を守り抜いたのだった。
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白髪混じりのにこやかなマスターのいる喫茶ジェロ。そこにブルーとピンクがいた。
青「俺だけとっさに技が出せなかった。もう、この歳で戦隊とか、疲れるからイヤって言ってるのに。」
桃「なに言ってんのブルー。ブルーがいないガルネリなんて、クリープの入ってないコーヒーのようだよ。失敗してもキニスンナ」
青「ピンク、ありがとう!ネタは古いけど。」
ピンクとブルーの間に恋の予感が…。
 
時は流れて、レッドとブルーが2人きりになったある日の喫茶ジェロ。気まずい空気が流れている。
赤「ブルー、最近ピンクとやけに仲がいいやんか。ピンクのソウルメイトは俺なんや。SYUKINENの邪魔をせんといて欲しい。」
青「それって何、嫉妬?」
赤「なぬ〜⁉️」
レッドは拳をあげる、ブルーもすかさず応戦!
2人は殴り合い蹴り合い、わちゃわちゃに。
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ピンクを巡ってレッドとブルーが対立し、ついに殴る蹴るのケンカを始めてしまった。
そこにガルネリの他のメンバーが駆けつける
黒「おい!また骨折するからやめろ〜」
緑「ケンカはやだよー。前のグリーンが抜けた時に『お前しかおれへんやろ!』って言ってくれたレッドじゃないか!仲違いなんて俺の大好きなガルネリウスじゃない!」
赤・青「……!」
赤「…ピンクとはずっと一緒にやってきた。ブルーよりもずっと長く。気持ちは負けない。」
青「俺だって……」
赤「ピンクはどうなん!」
桃「レッドもブルーも大好きだけど、一番好きなのはウチの猫ちゃんかな。」
赤・青「なぬ⁉️」
赤「あーあ。フラれたー。」
青「わはははは〜。何やってるんだ俺たちは」
赤「もう、アホなことやってたよ」
青「あああ、青の衣装がボロボロだ。」
ほのぼのとした空気が5人を包み込んだ
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レッドとブルーが対立したが、同じ仲間同志、絆を確かめ合ったのだった。
青「あああ、青の衣装がボロボロだ。」
…と、青の衣装を脱いだ瞬間、まばゆい閃光❗️
一同「眩しい!」
封印された大技が、解き放たれた瞬間だった
青「こ、これがガルネリングファイヤー⁉️」
赤「すごいじゃないかブルー!」
青「あ、ああ…」
緑黒桃「俺たち凄いボーカリストと一緒にバンドやってたんだな…。」
喫茶のマスタージェロがゆっくりと語りかける。
ジ「そう、これがガルネリングファイヤーだ。選ばれた者にしか効かないが、効いたら即死の効果もある大技だ。これを体得したブルーは世界レベルのボーカリストと言えよう」
赤「そうだ、俺たちは世界を目指そう!鋼鉄ソルジャー…」
一同「ガルネリウス!」
行け!世界へ!鋼鉄ソルジャーガルネリウス!
(終わり)
 
ーーあとがきーー
ステージではアレを見せなかったのに、袖に引っ込んで露出するとかズルイ、という小野ソロ最終日の出来事と、がるもんさんの炎のgifから触発されたお話は以上となります。デーモン閣下とラスボス編とか思いついたら、またアップさせて頂くかも? お付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。楽しかったです〜💕

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